結婚式のために、フルオーダーの額絵を1点制作しました。
式当日は、ご来場いただいたみなさまにお渡しする冊子の表紙に使っていただいています。

オーダー内容は、幼少時代の新郎新婦と、ふたりを囲むご親族のみなさん。そして式が開催される、安曇野の風景。
子どもの頃から、家族ぐるみで縁のあったというおふたり。
参考にとたくさん送っていただいたお写真は、
お会いしたこともないのに、なんだか眺めているうちに、
にこにこしてしまうようなものばかりで。
その関係性がとても尊いなあと思いながら、
おひとりおひとりのお顔を眺め、
幸せな1日を想って大切に描かせていただきました。

式が行われた安曇野ちひろ美術館は私も子どもの頃から大好きだった場所で、
絵の中にはひっそりと、この美術館のために建築家の中村好文さんが設計された椅子を忍ばせています。